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3歳、言葉の遅れについて

3歳、言葉の遅れについて

まずは「2語文」と「3語文」について簡単に説明しましょう。これらは子供の言葉の発達を見る際によく使われる指標です。2語文とは、二つの単語を組み合わせて意味のある文を作ること。「おもちゃ 欲しい」や「ママ 来て」などのような文です。一方、3語文とは、三つの単語を組み合わせた文のこと。例えば「お父さん お願い する」や「お友達と 遊びたい」などのような文があります。大抵の子供は2歳頃には2語文を話せるようになり、3歳頃には3語文を話せるようになることが多いです

2語文と3語文について

2語文とは「お菓子 ください」や「青い ボール」のように、2つの単語を組み合わせて作られる文のことを指しますこの2語文がお子さんの口から出始めるのは、一般的に2歳頃とされています

一方、3語文というのは「パパ見る」のように、3つの単語を繋げて作られる文のことを示します。この3語文を自ら話し始めるのは、大体3歳頃からとされています

言葉の発達のサイン

1歳や2歳になると、お子さんたちは親を真似て行動することが増えてきます。これは言葉の発達が進んできている証拠なのです。言葉を正確に発音できなくても大人の行動を見て真似することで、お子さんたちは次第に新しい言葉を身につけていきます

生活習慣と言葉の発達

3歳になると、お子さんたちは一日の流れを身につけ始めます。たとえば朝起きてからトイレに行く、歯を磨く、服を着替えるといった一連の動作を覚えていくのです。このルーティンを通じて「手を洗う」「タオルでふく」といった、日常生活に関連する言葉に触れる機会が増えて、それらの言葉を覚えることが容易になります。これらの生活習慣の取得は、直接的には言葉の発達とは関係なさそうに見えますが、実は心や体の成長と言葉の発達は密接に関わっているのです

言葉の発達の過程

また3語文を話し始めても、一時的に2語文に戻ることがあります。それはある日は2語文を話し別の日は3語文を話すというように、子どもの言葉の発達は前後しながら進んでいくものなのです

2語文・3語文とは?まとめ

  • 2語文は2つの単語をつなげたもので、2歳頃から話し始めます
  • 3語文は3つの単語をつなげたもので、3歳頃から話し始めます
  • 1歳や2歳では大人の真似をすることが増え、これは言葉の発達のサインです
  • 3歳では一日の流れを身につけ、その中で日常生活に関連する言葉を覚えていきます
  • 3語文を話し始めても、一時的に2語文に戻ることがあり、前後しながら言葉は発達します

お子さんがまだ2語文を話せないということは言葉の発達に何らかの遅れが見られる可能性があります。この遅れは様々な原因から生じる可能性があります。それが一時的な遅れであることもあれば、発達障害の一症状である可能性もあります

目次

どういった状況で感じる事になったか

  1. 絵本を読んでいても、お子さんが物語の内容について話そうとしない
  2. おもちゃで遊んでいても、お子さんがそれについて何かを語ろうとしない
  3. 幼稚園での活動について、お子さんが体験したことを説明しない
  4. テレビのアニメを見ていても、お子さんが内容について話す様子がない
  5. 好きな食べ物を食べても、その感想を話さない
  6. ペットと遊んだ後でも、その体験について語らない
  7. 公園で遊んだことについて、その楽しかったことを話さない
  8. 新しいおもちゃを見せても、それについて興奮して話さない
  9. 幼稚園のお友達と遊んでも、その楽しかった出来事を話さない
  10. 家族旅行の思い出について、何も話さない
  11. 好きなアニメのキャラクターについて、そのことを語ろうとしない
  12. お母さんやお父さんに向かって、「これなに?」と質問しない
  13. 自分の欲しいものを言葉で伝えない
  14. 気持ちが嬉しいときや悲しいときに、その感情を言葉で伝えない
  15. 一緒に遊んでくれる人に向かって、「遊ぼう」と提案しない

2語文で話をしないことに気がついた

  1. 一緒に絵本を読んでいる時に、お子さんが「これなんだ?」と2語文で質問しない
  2. おもちゃで遊んでいても、「これ欲しい」と2語文で欲しいものを伝えない
  3. お子さんが公園で遊んでいる時に、「お友達と遊ぶ」と2語文で自分の行動を表現しない
  4. 食事をしている時に、「これ美味しい」と2語文で感想を伝えない
  5. ペットと遊んだ後に、「ワンちゃん好き」と2語文で感情を伝えない
  6. 家族で旅行に行った後に、「海行きたい」と2語文で要望を伝えない
  7. 新しいおもちゃを見ても、「これ欲しい」と2語文でリクエストしない
  8. 幼稚園の友達と遊んだ後に、「一緒に遊んだ」と2語文でその日の出来事を話さない
  9. お風呂に入る時に、「お風呂入る」と2語文でその行動を伝えない
  10. テレビを見ている時に、「これ好き」と2語文で感情を表現しない
  11. 絵を描いた後に、「これ描いた」と2語文でその行動を伝えない
  12. お菓子を食べた後に、「これ美味しい」と2語文で感想を伝えない
  13. 新しい衣装を着た後に、「これ着た」と2語文でその行動を伝えない
  14. 外で遊んだ後に、「公園行った」と2語文でその日の出来事を話さない

原因としてかんがえられるもの

  1. お子さんが自分の思いや感情を表現するのが難しい
  2. 言葉を話す機会が少ない
  3. 自閉症スペクトラム症(ASD)の可能性
  4. 注意欠如・多動症(ADHD)の可能性
  5. 言語発達遅滞の可能性
  6. 環境が言葉の発達に影響を与えている
  7. 育っている家庭環境で言葉を使う機会が少ない
  8. 遺伝的な要素が影響している可能性
  9. 早産や低体重出生の影響
  10. 身体的な疾患や病気
  11. 精神的なストレス
  12. まだ幼く、時間が経てば言葉の使用が増える可能性
  13. 親からの愛情や関心が不足している可能性
  14. 過度なスクリーンタイム(テレビやスマホなどの画面を見る時間)
  15. 食事のバランスが崩れている
  16. 定期的な運動や体験の機会が不足している
  17. 日々の生活リズムや睡眠時間が不規則
  18. 人間関係や環境の変化によるストレス
  19. 音声の発生器官(声帯や舌、口腔)に問題がある
  20. 言語を理解する脳の部位に問題がある可能性

お子さんの言葉の成長を応援する家庭での具体的な取り組み

  1. 絵本を読む:ストーリーを聞き、繰り返し読むことで、自然に2語文や3語文を理解し、使うようになります。
  2. 童謡や歌を一緒に歌う:歌詞にはたくさんの2語文や3語文が含まれています。一緒に歌うことで、言葉を自然に覚えられます。
  3. 話し掛ける:普段の生活で、何をしているのか、何を見ているのかなどを問いかけます。これにより、自然と短い文を組み立てる練習になります。
  4. 一緒に遊ぶ:「ボールを投げる」「ブロックを積む」などのアクションとその結果を結びつけた表現を導入します。
  5. お料理を一緒に:「野菜を切る」「ご飯を炊く」などの行動とその結果を結びつけた表現を用います。
  6. お買い物を一緒に:「リンゴを買う」「パンを選ぶ」など、具体的な行動とその結果を結びつけた表現を導入します。
  7. 自然体験:公園で「鳥を見る」「花を摘む」などの体験を通じて、2語文や3語文を自然に覚えられます。
  8. 家族との会話:家族との会話を増やすことで、自然と2語文や3語文を覚えられます。
  9. 役割遊び:「ママごっこ」「お医者さんごっこ」など、役割遊びを通じて、自然と2語文や3語文を覚えられます。
  10. 手遊び歌:「いないいないばあ」「とんでけぶた」などの手遊び歌を通じて、自然に2語文や3語文を覚えられます。
  11. 身の回りの物を指し示す:「これは何?」「それは何?」と質問し、答えてもらうことで、自然に2語文や3語文を覚えられます。
  12. 絵を描く:「赤いペンで描く」「大きな円を描く」など、具体的な行動とその結果を結びつけた表現を導入します。
  13. お風呂で遊ぶ:「水をかける」「ボートを浮かべる」など、具体的な行動とその結果を結びつけた表現を導入します。
  14. 一緒に料理を作る:「ご飯を混ぜる」「野菜を切る」などの行動とその結果を結びつけた表現を用います。
  15. 物語を作る:一緒に短い物語を作り、それを話すことで、自然に2語文や3語文を覚えられます。

遊びを通じた言葉の学習

  1. おにごっこ:「追いかける」「逃げる」という行動と結果を結びつけた表現を学びます。
  2. かくれんぼ:「見つける」「隠れる」という行動と結果を結びつけた表現を学びます。
  3. すごろく:「進む」「戻る」という行動と結果を結びつけた表現を学びます。
  4. こま回し:「回る」「止まる」という行動と結果を結びつけた表現を学びます。
  5. 紙飛行機:「飛ばす」「落ちる」という行動と結果を結びつけた表現を学びます。
  6. カルタ取り:「取る」「読む」という行動と結果を結びつけた表現を学びます。
  7. 砂遊び:「積む」「崩す」という行動と結果を結びつけた表現を学びます。
  8. ボール遊び:「投げる」「取る」という行動と結果を結びつけた表現を学びます。
  9. ブロック遊び:「積む」「崩す」という行動と結果を結びつけた表現を学びます。
  10. ねんど遊び:「押す」「形作る」という行動と結果を結びつけた表現を学びます。

取り組みによる効果

  1. 言葉に興味を持つ:言葉を用いた遊びや活動を通じて、お子さんが自然に言葉に興味を持つようになります。
  2. 言葉の理解力が向上:2語文や3語文を自然に使うことで、言葉の理解力が向上します。
  3. 自己表現力が向上:言葉を通じて自己表現をする練習を行うことで、自己表現力が向上します。
  4. 社会性が育つ:家族や友人とのコミュニケーションを通じて、社会性が育ちます。
  5. 観察力が向上:日常のさまざまな行動や状況を言葉で表現することで、観察力が向上します。
  6. 語彙力が増える:さまざまな経験を通じて新しい言葉を学び、語彙力が増えます。
  7. 言葉で思考する力が育つ:2語文や3語文を使うことで、言葉で思考する力が育ちます。
  8. 聞く力が向上:家族や友人から話を聞き、自分で話を組み立てることで、聞く力が向上します。
  9. 感情表現力が向上:言葉を用いて自分の気持ちを表現する練習をすることで、感情表現力が向上します。
  10. 自信がつく:自分の思ったことを言葉で表現できるようになると、自信がつきます。

お子さんの言葉の成長を支えるためのまとめ

言葉の発達は、一人ひとりのペースで進むものであり時には遅れを感じることもあるかもしれません。しかし子供たちの可能性は無限大であり日々の小さな経験がその可能性を引き出すための鍵となります。子供たちが言葉を通じて世界とつながる一助となることを願って、日々の生活の中で自然に2語文や3語文を取り入れることをお勧めします。そして、心配事がある場合や進行が見られない場合には専門家の意見を求めることも大切です。その際、発達支援センターや小児科の医師などを頼ることを忘れないでください。大切なのは子供が持って生まれた才能を最大限に活かせるような環境を整えてあげること、そして子供自身がその才能に気付き、それを伸ばしていくことができるようにサポートすることだと考えています

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